タイ暮らし20年のモズモズです。
今回は、タイのエディブルフラワー、”ケナー”(แคนา)を紹介します。
エディブルフラワーとは”食べられる花”のことです。
エディブルフラワー”ケナー”(แคนา)
ケナーはどんな花?
ボクが暮らす住宅地には数百メートル続く、ケナーの並木道があります。
木の高さは20メートルを超えます。
毎年、3月から6月頃になると、毎日、白い花を咲かせます。
白い花は朝になると、木から落ちてくるんです。
夜のうちに花を開いて、明るくなると、開いた花を落としてしまうんです。
手のひらと同じぐらいの大きな白い花が茎をつけたまま、まっすぐ落ちてくるのは少し不思議な光景です。
ケナーは食べられる花、”エディブルフラワー”
ケナーはタイ国内では、並木として、どこでも見ることが出来ます。
花が咲く頃の手入れは、とても簡単です。
”エディブルフラワー”、つまり、食べられる花ですから、近所の人たちが朝になると、ケナーの花をとりにきて、持って帰ってしまうからです。
ケナーの花を食べてみました。
ケナーの花を食べてみましょう。
ガーリックと醤油でケナーを炒めてみました。
(花ビラの中にある雌しべと雄しべを取り除いてから、調理してください。)
味は、大人の味といいましょうか、苦味が強いので、好き嫌いが分かれると思います。
タイの人たちは、ケナーの強い苦味を好む場合が多いようです。
しかし、タイの料理本によると、ケナーを調理する場合は、湯通しをして、苦味を除いてから、調理をするようにと説明があります。
ボクが食べた感じでも、日本人が体質的に、苦いままのケナーをうまく消化出来るか不安があります。
もし、ケナーの調理に挑戦する場合は、湯通しして、苦味を取ってから、調理することをオススメします。
ケナーは薬草として使われてきた
ケナーにはいくつかの薬草としての、特徴があります。
カモミールや、ラベンダーのような鎮静作用があると言われています。
ただ、妊婦が食べてはいけない、との注意もあります。
食べ慣れていない日本人は、ケナーの白い花を鑑賞するだけにとどめた方がよさそうです。
モズモズでした。
※タイのお土産を紹介する記事:
タイ土産
タイのおみやげを紹介します。タイでしか買えないものを紹介しようと努力中です
※バンコクの駅から徒歩5分以内のホテルを紹介する記事:
バンコクのホテル(S)(駅から徒歩5分以内)
★ボクの紹介するホテルは、基本的に駅近ホテルですが、その中から特に駅から徒歩5分以内のホテルばかりを集めました。 ※グーグル・マップで徒歩5分以内を前提にしています。 ※リバーサイドのホテルは駅近ではありませんが、最も人気の観光地なので、シ...